#format md #acl +All:read # Ubuntu 10.04のkvmへの最小セットアップ、およびネットワーク接続方法 今更やったところで一個目の課題の締切は過ぎてるわけなんだけど…。<> 無駄にディスクもメモリも食うしパスワードも良くわからない配布イメージを使わないインストール方法。起動できてsshでログインできてapt-getが動くだけの環境作りを行う。あんまり新しいディストリビューションを入れると、kernel 2.6.34で動かない可能性があるので、資料通り10.04(lucid)のままが無難かとは思う。Debianではsqueezeに相当するそうなので、そっちインストールしても構わなさそう。 ## インストールCD を使用した。 多分Debianのnetinstや、Ubuntu AlternateCDのexpert mode(参照)でも、Download installer componentを飛ばすだけで多分やることは同様。 Server CDでminimal systemのインストールが出来るという情報もある。 ## kvmの設定、sshログイン可能な起動方法 適当にqemuをインストールした後に、 sudo gpasswd -a kvm qemu-img create -f raw lucid-hack.img 5G qemu-kvm -drive file=lucid-hack.img -m 512M -smp 2 -name lucid-hack -net user,hosthwd=tcp::8022-:22 -net nic -boot d -cdrom 標準のユーザーネットワークのまま使うのでお手軽。**hosthwdオプションがsshログインには重要**(obsoleteなredirコマンドラインオプション使っても同等)。配布イメージ使う場合でも、alpicolaが書いてたようにe1000 NIC有効化して、必要であればupdate-rc.dでsshデーモン立ち上げれば、ホストから多分sshログインできる。sshfs使えばお手軽にファイル共有もできる。 ## qemuの画面でやること - exprt modeを選択 - Choose language/Configure the keyboardは飛ばす - Detect network hardwareでエンター連打 - Configure the networkで、エンター連打(コンピュータ名は標準のubuntuから変えてもいい) - Choose a mirror of the Ubuntu archiveで適当に日本のミラー選ぶ - Download installer componentを実行する、これはしばらく待つ必要がある。読み込みモジュールを聞かれるのでnetwork-consoleだけ入れておく。 - Continue installation remotely using SSHを実行する。これでqemuの画面からはおさらば。 ## sshで入ってインストール ssh -p 8022 installer@localhost 大体デフォルトの設定のまんまでエンター打って進んでいけばいい。 - rootログインは許可しといても良いかと - kernelはlinux-virtualを選択したら動いた - Software selectionするところでは、とりあえずsshでログインしてapt-getが動く環境作りたいだけなら多分何も選ばなくても良い(一番下のManual package selectionのみ選択してみたけど、結局何も入れなくて良かった) ってあたりが一応注意。 ## 起動 qemu-kvm -drive file=lucid-hack.img -m 512M -smp 2 -name lucid-hack -net user,hostfwd=tcp::8022-:22 -net nic ssh -p 8022 @localhost ---- [[SystemProgClassCategory]]